釜石市教育委員会と岩手大学地域防災研究センターとの学校防災に関する協定が5月29日(月曜)に釜石市役所おいて締結されました。協定締結式では、釜石市教育委員会の高橋学教育長、地域防災研究センターの小笠原敏紀センター長が署名し文書を交わしました。
締結後の挨拶で高橋教育長は、「釜石市では東日本大震災発生前から防災教育に取り組んできた。その一つが津波防災教育の手引きである。これまで防災教育の手引きでは地震・津波編のみだったが、今回の協定を契機としてこれらの改訂と土砂災害・風水害なども対象とした防災教育の手引きを充実させていきたい」と述べました。これに対し、小笠原センター長は「現場の先生方の取り組みへアドバイス、支援していきたい」と応えました。
これまで本センターでは、地域課題解決プログラムなどを通して土砂災害や風水害の出前授業などを実施しました。また、防災教育の教材開発のための画像や動画などの提供も行っています。釜石市の小・中学校教員や釜石市教育委員会で進めている防災教育の手引きの改訂作業は今年度末の完成をめざしています。
開催日時: | 2023年5月29日 |
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開催場所: | 釜石市役所第4庁舎3階 |