6月7日(金曜)に岩手県・岩手県教育委員会主催による岩手県防災教育研修会が実施され、岩手県内の学校関係者など約200人が参加しました。
この研修会へ地域防災研究センターからは越野修三客員教授、福留邦洋教授が講師として関わりました。午前中に越野客員教授から「決心」するための状況判断の思考過程として、目的・目標の確立、状況の把握・分析などについて講義が行われました。午後は、洪水氾濫を事例とした災害時における状況判断トレーニングを行いました。日頃の学校現場では個々の事象を積み上げて検討、対応する帰納的な進め方が多い中、今回の研修では、まず目的・目標を立てた後に状況を把握、分析、判断していく演繹的な手法となり、多くの参加者へ刺激になったと考えられます。
また、参加者には地域防災研究センターで作成した防災教育に関するDVD教材が配付されました。