吉里吉里地区自主防災計画策定検討会による「吉里吉里地区自主防災計画(案)」の大槌町長への報告会が、7月24日(木)午後1時半に大槌町役場町長室で行われました。この計画は吉里吉里地区の住民有志が主体となり、岩手大学地域防災研究センターがサポートして作成されたものです。東日本大震災による教訓を忘れないよう、昨年3月から約一年と三か月間に渡って話し合いを続け、再び災害が発生した場合にどのように避難するのか、住民一人ひとりの指針・心構えとしてまとめられています。
碇川町長からは、「大槌町の復興のためにぜひ役立てたい」「防災のモデル地区として全国に発信していきたい」など、この取り組みに対しての評価と意見がありました。この検討会は引き続き開催され、共助による避難ルールづくりや行政と連携した取り組みなど、改善を加えていく予定です。