地域防災研究センターでは、久慈市が2011年度から開催している津波避難の改善点を考えるワークショップに参加しています。今年度は久喜地区を対象として実施され、当日は行政区長、消防団、民生委員など地元住民約15名の参加がありました。グループ討論では2班に分かれて、東日本大震災時の避難行動から避難生活の状況を時系列で整理し、避難路および避難場所・避難所の問題点などについて話し合いました。また、話し合いの中で浮かび上がった地域の防災対策における課題について、住民同士の助け合い(共助)をベースとした改善策を考えました。
このワークショップは来年度も継続して行われる予定で、災害に対する地域の特徴を住民参加で点検することや、避難行動・避難生活をシミュレーションしてみるなども検討されています。地域防災の推進に向けて、住民・行政・ 大学が連携しながら取り組んでいます。
日 時 平成26年3月23日(日) 13時30分~15時30分
場 所 久喜地区防災センター
プログラム
1.開会
2.久喜地区復興事業の概要説明
3.防災ワークショップ
各グループでの作業・討論
各グループからの討論内容の発表
講評
4.閉会
久喜地区復興事業の概要説明(久慈市総務部消防防災課)
各グループの討論内容の発表