いのち(宮古市立田老第一中学校津波体験作文集)の贈呈

東日本大震災で被災した宮古市立田老第一中学校で、全生徒に津波体験作文を書く指導がなされました。作文を書いた生徒達、指導された先生達の犠牲になられた方々への慰霊の思い、風化させてはならないという気持ちが込められています。本センターでは、震災から2年という節目に、津波体験を記す生の声とその声を引き出す教育活動総体を震災の記録として残すことを目的に、作文集『いのち』として発行しました。
この作文集を田老第一中学校で末長く活用していただくよう、3月11日の慰霊式前の3月8日に、堺茂樹センター長より佐々木力也校長に贈呈しました。
参考:昭和三陸大津波の際の津波体験作文指導と今回の『いのち』の作文指導の関連について、毎日新聞(2013年3月17日)1面と4面に詳細が記載されました。
日時:2013年3月8日17:30~18:15
場所:岩手大学地域防災研究センター会議室
地域防災研究センターからの参加者:堺(センター長)、越谷(副センター長)、鴨志田・松林・柳川(自然災害解析部門)、山崎(災害文化研究部門)、小松(研究センター事務補佐)、八重樫(研究協力課)
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贈呈式の様子(左:佐々木田老第一中学校校長、中:堺センター長、右:山崎教育学部教授)