東北みらい創りサマースクールが盛岡市で8/17（金）-8/19（日）に開催されました。

第1日目は「多彩な専門家から最新知識を学ぶ。」をテーマに、基調講演，「東北みらい賞」の表彰式，受賞者と有識者とのパネルディスカッション，被災地内外での活動報告がありました。

第2日目は「被災地に赴き、被災地の現実を視察。被災校の体験を聴く。」をテーマに沿岸地域の視察を行いました。

第3日目は「ワークショップに参加して防災教育を体験する。」をテーマに、今回参加した実施団体それぞれが取り組んでいる活動をワークショップ形式で学びました。地域防災研究センターは、「オリジナル教材で津波防災教育を～先生のアイディアで作る教材～」というタイトルで、津波防災教材を用いた防災教育を実践して頂きました。

-以下が紹介文-

岩手県と岩手大学が共同で作成した津波防災教材を用いた防災教育を紹介します。この教材は冊子体ではなく、津波防災教育用の素材を数多く収録したDVD であり、いわばコンテンツ集です。小学校低学年から中学生までの広い年齢層を対象としていますので、アニメーションやビデオなど、動画が多く含まれています。この教材の特徴は、地域の地理的条件、児童・生徒の学年や教科に応じたコンテンツを組合わせ、先生自作のシナリオに沿った教材を作ることができる点です。しかし、自分なりのシナリオづくりには、まず先生がしっかり勉強しなければなりません。WS では、DVD に収録されている内容を説明します。次に、参加者一人ひとりがそれぞれ教えようとする対象を決め、教材を作ってみます。その後、出来上がった教材を使って短い模擬授業をして頂きます。最後に、今後の津波防災教育のあり方について、参加者全員でディスカッションしたいと考えています。

次回は、岩手大学が幹事となり8月頃に開催される予定です。

資料（PDFファイル）：ワークショップ_プログラム，サマースクール_プログラム

サマースクール開会式の様子

岩手大学のワークショップ開催の様子（先生のアイディアで作る教材）

総括討論の様子