アラスカ州アンカレッジ市からの訪問メンバーを案内しました

 2025年10月30日~31日に米国アラスカ州アンカレッジ市の市長や市議会議長など計7名が岩手県に来られ、地域防災研究センターのスタッフが陸前高田を案内しました。
 来日メンバーの中には原田宏子アラスカ大学名誉教授も参加しており、原田先生から指導を受け、東日本大震災で犠牲となったMontgomery Dicksonさん(ALTとして陸前高田で勤務)の追悼、陸前高田市役所への表敬訪問、東日本大震災津波伝承館、モンティホール、3.11仮設住宅体験館などの視察を行いました。
 アラスカでは発達した低気圧による海岸浸食や浸水で先住民等の避難が始まっており、応急仮設住宅における避難生活や土地の嵩上げなど東日本大震災の対応に大きな関心を寄せ、活発な意見交換となりました。
地域防災研究センターからは越谷信客員教授がモンティホールにおいて開発中の防災ドリルブックを紹介するとともに、翌日には岩手大学において教材の完成をめざした打ち合わせを原田先生と行いました。