昨年10月に引き続き、当該地区同士の交流4回目となる。今回は、発災から1年が経過した能登町小木地区の方々を、大槌町安渡・赤浜に招き、発災から14年が経過する現在の“選択と集中”による地域の実情を見ていただくとともに、車座トークを実施、総勢50名近い住民が参加した。
車座トークのテーマは、「能登地震から1年/3.11から1年の時、どうだった?復興の問い直し」である。能登町小木地区にとっては発災から1年、ひさいから復興へ現在進行形の中にあり、先行きが見えないことに不安を抱いている。一方の大槌町安渡・赤浜にとっては、14年が経過しようとする今だからこそ語れること、見えてくることなどがあるものの、共有しあったり語らう場が、これまでまったくなかった。そこで、発災から1年(小木:現在、安渡・赤浜は2012年時点を振り返る)における①生活状況、②心の状態、③地域の状況について、グループごとに率直な思いを語り合った。
東日本大震災から14年が経過しようとしているため、当時60歳だった方は、74歳となり、「記憶が・・・」と当初話していた方々も、発災から1年という、復興への熱量が高まっていた当時について語らう中で、記憶が引き出されていき、「あの時、こうしていればよかったと今思う」とか、「あの時これをやっていたことが、今地域に反映されている」など、被災という共通の経験が、時間を架橋させながら、今後に生かせるこ となどについて活発な議論が交わされた。
以下より取材を受けました。詳細はURLよりご覧ください。
共同通信 https://www.youtube.com/watch?v=Ct-mrUc8DHM
毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20250323/ddl/k03/040/002000c
NHK https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20250129/6040024208.html