渋民中学校の火山防災に関する教職員研修会に講師として参加しました

2024年12月23日(月)、渋民中学校において教職員を対象とした火山防災に関する研修会が開催され、地域防災研究センターの越谷信客員教授、福留邦洋教授、松林由里子助教が講師として参加しました。
最初に越谷先生から火山としての岩手山の噴火シナリオや避難に関する防災情報に関する講演がありました。その後、図上演習において状況判断を養うためのケーススタディを実施しました。
教職員16名は3グループに分かれて授業中に噴火警戒レベル3が5へ引き上げられた際、学校長の立場としてどのように状況判断するか目的・目標の確立、状況把握、対策案の分析、比較などについて話し合いました。参加者からは中学校周辺の地形等地域環境をふまえた判断が提案されるなど具体的な検討が展開され、現場の教員、自分事として捉えていることが伝わる研修会でした。
なお、今回の研修は「いわての師匠派遣事業」として実施されたものです。また、研修会の様子は、テレビ岩手、IAT岩手朝日テレビで紹介されました。

実施日:令和6年12月23日(月)
講 師:岩手大学地域防災研究センター 客員教授 越谷信、教授 福留邦洋、助教 松林由里子
対 象:渋民中学校教職員 16名