令和3年度防災・危機管理エキスパート育成講座 基礎コースを開催しました

岩手大学地域防災研究センターで令和3年度の防災・危機管理エキスパート育成講座(基礎コース)を9月13日(月)~16日(木)に開催しました。

今年度は、新型コロナウイルスの影響でZoomでのオンライン講義となりましたが、県内の自治体や企業,教員の方など様々な分野にわたる6名の方が受講しました。

本講座は災害に直面した時、リーダーを補佐するエキスパートとして、災害対応とその効果的な推進のために必要な知識やスキルを習得することを目的に平成26年度から開催されていますが、今年度で8回目の開催となりました。

本講座の基礎コースでは,地域防災研究センターの越野客員教授をはじめ,国や県、岩手医大、県教委、県警、盛岡消防本部、自衛隊、NTT東日本や県トラック協会など幅広い分野で震災対応に当たった担当者ら16人が講師を務め,実際の災害現場における知見やノウハウを講義しました。講師の中には、受講者の顔や反応が確認できないという戸惑いがあったようですが、受講後のアンケートでは、「実際に対応した人の話を聞くことができて,大変勉強になった」などの感想が寄せられました。