第24回地域防災フォーラムが、久慈市との共催で10月01日(木曜)に実施され、昨年度、本センターが関わった自主防災組織(東広美町自主防災会)の活動事例報告や地域防災に関するシンポジウムなどが行われました。
シンポジウム「地域主体の避難行動を考える」は、久慈市内の自主防災組織3団体と地域防災研究センターの福留教授、熊谷特任助教が参加し、各組織の取り組みが紹介されるとともに、今後の課題や検討すべき点などについて議論となりました。シンポジウムにおいては、自主防災組織の活動は単独ではなく、町内会や子ども会など既存の地域組織との連携が不可欠であること、災害時における高齢者等の避難を円滑に行うためには、日頃の付き合いによる人間関係構築の重要性などの指摘がありました。
なお、今回の地域防災フォーラムは、現在の社会状況をふまえ、会場(久慈市防災センター)への参加は久慈市内の自主防災組織役員に限り、オンライン形式による配信となりましたが、東京都や香川県など遠方からの参加もあり、会場と併せて50名を超える参加となりました。
会場参加は市内の防災組織限定でした