6月から8月まで行われる岩手県の三陸防災復興プロジェクトにおける最初のシンポジウム「これからの防災」が、6月1日に釜石市内で開催されました。
この国際シンポジウムに関して岩手大学地域防災研究センターは、共催者として準備段階から全面的に協力しています。
台湾・長栄大学の邵珮君教授が基調講演を行い、パネルディスカッションでは「未来につなぐ災害に強い地域づくり~過去の被災・復興の教訓をふまえたこれからの地域づくり~」をテーマとして、中林一樹首都大学東京名誉教授によるコーディネートのもと、インドネシア・アチェ州にある津波博物館のHafnidar館長、日本政策投資銀行の蛭間芳樹主幹などが登壇し、スマトラ島沖地震による大津波(インドネシア)や九二一大震災(台湾)の経験、新しい日本における取り組みなどについて報告、意見交換しました。地域防災研究センターからは南正昭教授が岩手モデルの紹介などを行いました。