平成28年8月30日に岩手県に上陸した台風10号は,岩手県や北海道に甚大な被害をもたらしました。特に岩手県内では,死者20名,行方不明者3名に及び,孤立世帯も一時,535世帯1,093名に達するなど,近年では類を見ないほど大きな災害になってしまいました。
岩手大学では,発災直後から地域防災研究センター所属の教員らにより水害や土砂災害などを精力的に調査してまいりました。それらの調査結果の概要を報告し,今後の防災活動に資することを目的に,下記の緊急調査報告会を開催致します。是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。
テーマ:平成28年台風10号災害緊急調査報告会
開催日時: | 2016年10月15日(土) 16:00~18:50(開場15:30) |
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開催場所: | 岩手大学理工学部キャンパス内 復興祈念銀河ホール(定員120名) |
対象: | 一般市民,自然災害研究者,防災関係者,行政関係者,教育関係者,学生等(どなたでも) |
入場料: | 無料 ※事前申込不要 |
プログラム:
総合司会 越谷 信 (地域防災研究センター副センター長,理工学部教授)
16:00 開会あいさつ
岩渕 明 (岩手大学学長)
16:10 「地域防災研究センターの取り組み」
南 正昭 (地域防災研究センター長,理工学部教授)
16:20 「台風10号による岩手県の被害概要および小本川の水害調査報告」
小笠原敏記(地域防災研究センター,理工学部准教授)
16:45 「台風10号による久慈川水系を中心とした流木被害」
松林由里子(地域防災研究センター,理工学部助教)
17:10 「台風10号による土石流の調査」
大河原正文(地域防災研究センター,理工学部准教授)
17:35 休憩
17:45 「台風10号による岩泉町及び宮古市における土砂災害の実態調査」
井良沢道也(地域防災研究センター,農学部教授)
18:10 「台風10号による岩泉町の被災状況と今後の課題」
広田 純一(地域防災研究センター,農学部教授)
18:35 質疑応答
18:50 閉会
その他
理工学部の駐車場が利用できますが,当日は混雑が予想されます。なるべく公共交通機関をご利用ください。
主催 岩手大学地域防災研究センター
問い合わせ先
岩手大学地域防災研究センター
〒020-8551 岩手県盛岡市上田4-3-5
Tel: 019-621-6843(Fax兼用) Email: yoshihir@iwate-u.ac.jp