9月2日(金)、いわて県民情報交流センター(アイーナ)で開催された、「東日本大震災5年 いわて防災・減災フォーラム2016」でパネル出展を行いました。このフォーラムは岩手日報創刊140周年記念事業として実施され、岩手大学地域防災研究センターも参画している「東北みらい創りサマースクール実行委員会」が共催しています。
一般市民からの来場者も多数みられ、被災地の復興や自然災害の防災・減災に関するこれまで取り組みを紹介しました。センターが発行している地域防災フォーラム講演録、宮古市立田老第一中学校 津波体験作文集「いのち」(山崎友子教授・災害文化部門長)を手に取られる方や、地震防災かるた(山本英和准教授・自然災害解析部門)に興味を持たれる方も多く、調査研究および実践活動の成果について地域社会に還元・普及していく機会となりました。
なお、シンポジウムでは被災地で復興に取り組んできた個人・団体を対象とした「東北みらい賞」の表彰式・受賞者スピーチが行われました。その後のパネルディスカッションでは、南正昭センター長がコメンテーターを務め、震度7の連続地震が発生した熊本、南海トラフ地震が懸念される高知、3.11からの復興を進める岩手の、各地で活動する新聞記者がパネリストとして登壇し、「教訓と次への備え」をテーマに議論が展開されました。
開催日時: |
2016年9月2日(金) |
開催場所: |
いわて県民情報交流センター(アイーナ) |