地域防災ワークショップは、全県的な連携による地域防災力の強化に向け、多様な復興・防災関連機関が参加して率直な意見交換を行う場として、年に1回開催しています。第3回目となる今回は、「連携」をテーマとして取り上げ、岩手県や市町村の災害対応部署および陸上自衛隊岩手駐屯地など15機関からの参加により、各機関が連携について平素から取り組んでいる対策や県全体としての関係構築に向けた課題などを話し合いました。
はじめに、南センター長による開会あいさつがあり、続けて、越野教授からワークショップの趣旨説明、岩手県防災危機管理監の會川雅行氏と陸上自衛隊第9特科連隊第3科長の北里保氏から基調講演がありました。
グループワークからは会場を移し、ワークショップの開催にあわせて行っているアンケート調査の結果報告のあと、参加者が4個グループに分かれて、防災・危機関連機関の「連携」に向けた具体的な対策について協議しました。各グループからの課題や解決策の発表の後、総合討論では全体での意見交換を行い、来年度以降の取り組みについて確認し合いました。
開催日時: |
2016年2月9日(火) 13:15~17:15 |
開催場所: |
岩手大学復興祈念銀河ホール,地域防災研究センター会議室 |
プログラム:
1.開会あいさつ
岩手大学地域防災研究センター長・教授 南 正昭
2.趣旨説明
ワークショップの論点について
岩手大学地域防災研究センター教授 越野 修三
3.基調講演
防災・復興関連機関における連携
岩手県総務部総合防災室防災危機管理監 會川 雅行 氏
行政と自衛隊との連携について
陸上自衛隊第9特科連隊 第3科長 北里 保 氏
4.グループワーク
(1)アンケート結果の説明
地域防災研究センター教授 越野修三
(2)防災・危機関連機関の「連携」に向けた具体的な対策について
5.総合討論
(1)グループごとの発表
(2)ディスカッション
コーディネーター:岩手大学地域防災研究センター教授 越野 修三
6.その他
7.閉会あいさつ