陸前高田市上和野地区町内会では,岩手大学三陸復興新機構ボランティア班,東北大学,神戸大学が協働して継続的にまちづくりワークショップを開催していますが、今回は防災マップ作成がテーマとなりました。そこで、地域防災研究センターは、和野地区で想定される主な災害として「地震」・「土砂災害」・「水害」にテーマを絞り、岩手県での過去の災害事例や基本的な防災知識等について講演を行いました。
講演後は、地域住民と協力者らとが一緒になって自らの地域を対象とした災害履歴や危険と考えられる場所の確認、適切な避難場所に関する議論が行われました。ワークショップは非常に盛り上がり、予定していた時間を大幅に延長してしまうほどでした。
発生が想定される災害やそれに対する正しい知識・対処法を知ることは、地域の安全を高める事に繋がりますので、今回の講演が地域防災力向上に繋がることが期待されます。
開催日時: | 2015年12月5日 18時30分~21時00分 |
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開催場所: | 陸前高田市和野会館 |
プログラム:
1.開会:上和野町内会長
2.基調講演:和野地区で想定される災害の紹介と地域防災力向上の事例紹介
3.ワークショップ:防災マップの作成,各班からの発表
4.閉会
地域防災研究センターからの参加者
越谷・柳川(自然災害解析部門)