文部科学行政,また国としての防災や復興に関する取り組みや課題についてご講演をいただくとともに,岩手大学における今後の取り組みの方向性について議論し,地域防災力の向上や復興の促進につなげることを目的に,下記の特別講演会を開催しました。告知期間が短かったにもかかわらず、一般市民・学生など120名以上もの参加がありました。
講演会は,越谷信副センター長の司会で進行し、はじめに岩渕明学長による開会挨拶がありました。続いて文部科学省研究開発局 地震・防災研究課課長 谷広太氏の特別講演では,地震・津波や極端気象災害に対する文科省の取組み事例の他に,次世代火山研究・人材育成総合プロジェクトや,都市の脆弱性が引き起こす激甚災害の軽減化プロジェクトなど,現在取り組んでいる事業についての紹介がありました。
岩渕明学長の基調講演では,被災県中核大学の責務としてこれまで行ってきた岩手大学の震災復興への取り組みについての紹介がなされ,さらに,復興活動から地域創生へ次世代を見すえた岩手大学の新たな取組み(ビジョン)が示されました。
岩手大学における取り組み事例として,南正昭センター長より地域防災研究センターの取り組みについて紹介がありました。最後に,船崎健一工学部長の閉会の挨拶で特別講演会を閉じました。
開催日時: | 平成27年10月28日(水)15:00-17:00 |
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開催場所: | 岩手大学復興祈念銀河ホール(岩手大学工学部内)(参加者約120名) |