2015年3月13日、岩手大学復興祈念銀河ホールにおいて、第3回国連防災世界会議・岩手大学主催パブリックフォーラムの関連行事として第11回地域防災フォーラムが開催されました。今回のフォーラムには、一般市民や学生約70人が集い、東日本大震災から5年目を迎え、3.11から学んだ教訓を今後の危機管理や災害対応にどのようにつなげていくのか討議を行いました。第1部では、パネリストから、ジェンダー視点からの危機管理や災害対応、災害医療人や防災に係る人材育成と組織間の相互連携、支援情報の共有のあり方について報告されました。第2部では、県や市の防災担当者や学校関係者など来場者からも貴重な意見をいただきながら、地域防災に関わる多様な人材の育成やその連携の重要性を確認いたしました。
また、フォーラムに先立ちプレ企画として、岩手大学地域防災研究センターの越野修三教授による「入門・危機管理教室」が開催されました。参加者は、クロスロードゲームを通して、楽しみながら防災・危機管理を学びました。
開催日時 2015年3月13日(金)14時~16時30分
開催場所 岩手大学 復興祈念銀河ホール (工学部キャンパス内)
プログラム 総合司会:松岡勝実(岩手大学地域防災研究センター)
14:00 開会挨拶 南 正昭(岩手大学地域防災研究センター長)
14:05 パネルディスカッション
コーディネータ 村上 清(元国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)人事研修部長)
パネリスト 堀 久美(岩手大学男女共同参画推進室)
眞瀬智彦(岩手医科大学災害医学講座)
越野修三(岩手大学地域防災研究センター)
南 正昭(岩手大学地域防災研究センター)
15:30 質疑応答・全体討論
16:30 閉会挨拶 越谷 信 (岩手大学地域防災研究センター副センター長)
南センター長による開会挨拶
開催趣旨を説明する村上客員教授
報告 堀久美准教授
報告 眞瀬智彦教授
報告 越野修三教授
報告 南正昭教授
総合討論での参加者との活発な意見交換
越谷副センター長による閉会挨拶
プレ企画「入門・危機管理教室」でのクロスロードゲームの様子