2014年11月１3日（木）、岩手県青少年交流の家において、岩手県主催による平成26年度岩手県自主防災組織リーダー研修会が開催されました。この研修会は、自主防災組織のリーダーや防災担当職員を対象に、高度の知識と技能を修得し、自主防災組織の活性化や地域防災力の強化を推進することのできる人材育成を目的としたもので、３４名の参加者がありました。

　研修会では越野修三教授による講義のあと、菊池義浩特任助教の進行でクロスロード（Crossroad，災害対応カードゲーム）とディグ（Disaster Imagination Game，災害図上訓練）の演習が行なわれました。クロスロードではなごやかな雰囲気のなかで率直な意見交換が行われ、地域防災に対する多様な視点や価値観の認識が図られました。ディグでは佐藤悦子特任助教もサポートに加わりながら、地域の災害特性と集中豪雨による洪水が発生した場合の対策についての活発な意見の交換が行われ、災害対策の検討手法を体験する機会となりました。

 　　　　　　　　会場の様子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　講演

　　　　　　　 クロスロード演習　　　　　　　　　　　　　クロスロードのグループ発表

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ディグの様子