平成24年度から継続活動している大槌安渡町内会防災計画づくり検討会の活動の一環として、自主防災計画に盛り込んだ避難行動計画の検証と防災意識を高める事を目的に大槌町(町役場)・消防署・交番と連携した合同防災訓練を実施しました。当日は、寒い天候にもかかわらず約200名の住民が参加しました。
町役場では地震発生後の防災無線による津波避難の呼びかけおよび町としての災害対応を、町内会では避難所開設や避難行動を、消防・警察は避難者の誘導や逃げ遅れた人への対応などの訓練を行いました。訓練終了後は全員集まって訓練の振り返りと計画書に対するコメント・改善点を出し合いました。最後に、避難所炊き出しのご飯を食べて解散しました。
日時:2014年3月2日 10時00分~12時00分
場所:大槌町役場および安渡地区
内容
1.津波防災訓練(町役場・警察・消防・自主防災組織災害対応)
2.津波避難訓練(徒歩避難、車・リアカー・車いすを利用した要援護者避難)
3.消火訓練
4.AEDを用いた蘇生訓練
5.訓練内容の検証
地域防災研究センターからの参加者:松林・柳川(自然災害解析部門)、菊池(防災まちづくり部門)
新聞報道(Web)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201403/20140303_35003.html
地域住民による避難訓練の様子
避難所となっている旧安渡小学校へ避難する住民とそれを誘導する消防団