11月24日(日)午前9時より大槌町中央公民館吉里吉里分館において、第5回吉里吉里地区自主防災計画検討会が開催されました。前回の振り返りの後、麦倉教授より避難行動調査の報告があり、越野教授からは図上訓練の趣旨説明と手法の解説がありました。その後、グループに分かれDIG(ディザスター・イマジネーション・ゲーム)やMM(マップ・マヌーバー)といった手法を使い図上訓練を行いました。
当日は20名以上の住民の参加があり、岩手大学教育学部の学生も参加して行われました。図上訓練では住民同士による活発な意見が交わされ、吉里吉里地区における災害時の課題と対応について、実際に災害が起きた場合を想定しながら考える機会となりました。
日 時 平成25年11月24日(日) 午前9時~正午
場 所 大槌町中央公民館吉里吉里分館
テーマ 自主防災計画づくりに向けた図上訓練の実施
検討会内容
1.あいさつ
吉里吉里3丁目町内会長 松村氏
2.前回の振返り:地域防災に向けた地域住民による取り組み
岩手大学地域防災研究センター 菊池特任助教
3.趣旨説明 自主防災計画づくりに向けた図上訓練について
岩手大学地域防災研究センター 麦倉教授
4.図上訓練 災害時の課題と対応について訓練しよう
進行 岩手大学地域防災研究センター 越野教授
5.全体での意見交換
コメント 専修大学 大屋根教授
6.まとめ
大槌町消防団 大森氏
村松氏(3丁目町内会長)による開会の挨拶
麦倉教授による避難行動調査の結果説明
図上訓練の様子(消防団グループ)