実践的危機管理講座上級編の開催

昨年度開催された実践的危機管理講座の内容を初心者向け・中級者向け・上級者向けに再構成し、11月5日~11月6日の2日間わたり上級コースを開催しました。
初日の午前中は、自治体の災害対策本部を想定して事務局の各班(総務広報・情報・対策)を設置し、受講者に各班での役割を付与して各班の動きや作業の流れに関する講義を行いました。午後からは、午前中の講義に基づいて、大船渡市の災害対策本部を想定して、本番の実習訓練に向けたオリエンテーションを行い、各班の動きを確認しました。
二日目は、釜石市災害対策本部を想定した休憩なし5時間にわたる本番実習訓練を行い、受講者には情報の収集・整理,一般住民やメディアへの対応,災害対応および行動指示といった災害対策本部事務局での一連の災害対応を体験してもらいました。その後、訓練での各班の行動に関して振り返りを行い、実習訓練を締めくくりました。
上級コース終了後に、参加した17名にセンター長から修了証書が授与されました。
日時:
2012年11月5日(火)~11月6日(水) 9時~17時
場所:岩手大学震災祈念銀河ホール・地域防災研究センター会議室
プログラム1日目:
1.講義・実習:訓練準備(災害対策本部各班の動き):越野
2.実習:訓練準備(オリエンテーション・会場準備):越野

プログラム2日目:
1.実習:ロールプレイング図上訓練(応用):越野
2.実習:訓練の振り返り:越野

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釜石市災害対策本部を想定した津波震災対応の様子
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模擬記者会見の様子(首長発表)
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コントローラ(状況付与係)活動の様子
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修了式の様子と修了証書を受領した受講生達