平成24年度の成果報告会として第5回地域防災フォーラムを開催したところ、一般市民・学生、約90人の参加がありました。
副センター長の司会で、センター長の講演に始まり、3部門(自然災害解析、防災まちづくり、災害文化)の各部門長からの概要説明と担当教員による個別成果を紹介しました。当日はデジカメなどで講演スライドを撮影する聴講者も多かったため、参加者が強い関心を持っていることがうかがえました。
地域防災研究センターでは、1年間の成果として、来年度以降も成果報告会を定期的に開催する予定です。
日時:2013年8月30日 18時00分~20時30分
場所:岩手大学復興祈念銀河ホール
報告会内容
1.開会挨拶及び地域防災研究センター活動報告
「何を、どう伝えるか」岩手大学地域防災研究センター長 堺 茂樹
2.自然災害解析部門報告(進行:土井宣夫部門長)
「建物被災メカニズム解明のための数値津波水槽の開発」
小笠原 敏記(工学部准教授)
「東北地方太平洋沖地震に伴う津波被害の地域特性と南北格差について」
柳川 竜一(地域防災研究センター特任助教)
3.防災まちづくり部門報告(進行:廣田純一部門長)
「高台移転事業の現実~大船渡市A 地区を例に~」廣田 純一(農学部教授)
「スマートフォンを用いた津波警報時における避難誘導の試み」田中隆充(教育学部教授)
4.災害文化部門報告(進行:越野修三部門長)
「防災教育が映し出す災害文化」山崎 友子(教育学部教授)
地域防災研究センターからの参加者:堺・越谷・土井・山本・小笠原・鴨志田・松林・柳川(自然災害解析部門)、広田・田中・大西(防災まちづくり部門)、越野・山崎(災害文化部門)
講演資料(PDF)へのリンクはキャプションの部分にあります、改変後の利用はご遠慮願います
他所での紹介などで利用される場合は、必ず事前連絡&研究センターのクレジットを付与して下さい
越谷副センター長による司会(左図)と観客(右図)
堺センター長によるセンター全体の活動報告
「何ををどう伝えるか?」
土井自然災害解析部門長による活動概要紹介
小笠原准教授による粒子法のMPS法を用いた数値津波水槽の開発