本センターは、自然災害解析、防災まちづくり、災害文化の3部門があり、平成24年4月の設立から防災に関する様々な取り組みを行ってきました。第5回目のフォーラムは、平成24年度活動報告会と題して各部門の特徴的な取り組みを紹介し、防災に関する活動の参考やきっかけになればと考えております。

　私たちは、身近に自然を感じることができる豊かな環境の中で日々の生活を送っていますが、自然が原因で起こる様々な災害により被害を受ける危険性もはらんでいます。いずれの報告も、「災害に強い地域づくり」を考える際のヒントとなる内容ですので、お誘いあわせのうえ会場へお越し下さい。なお、当日は工学部の駐車場が利用可能です。

開催日程

　　日時　　平成25年8月30日（金）　18:00～20:30（開場17:30）

　　場所　　岩手大学工学部復興祈念銀河ホール

　　対象　　一般市民、自然災害研究者、大学関係者、行政関係者等

　　入場　　無料　　※事前申込不要

プログラム

18:00～　開会挨拶及び地域防災研究センター活動報告
「何を、どう伝えるか」岩手大学地域防災研究センター長　堺 茂樹（工学部教授）

18:30～　自然災害解析部門報告（進行：土井宣夫部門長）
「建物被災メカニズム解明のための数値津波水槽の開発」

　　　　　　小笠原 敏記（工学部准教授）
「東北地方太平洋沖地震に伴う津波被害の地域特性と南北格差について」

　　　　　　柳川 竜一（地域防災研究センター特任助教）

19:20～　防災まちづくり部門報告（進行：廣田純一部門長）
「高台移転事業の現実～大船渡市A 地区を例に～」
廣田 純一（農学部教授）
「スマートフォンを用いた津波警報時における避難誘導の試み」
田中 隆充（教育学部教授）

20:00～　災害文化部門報告（進行：越野修三部門長）
「防災教育が照らし出す災害文化」
山崎 友子（教育学部教授）

20:20～　質疑応答

第5回地域防災フォーラム講演案内