阪神大震災の被災地にある神戸大学と東日本大震災の被災地にある岩手大学が大災害に対する当時の対応や現在の状況について話題提供を行い、危機管理の観点から大災害の教訓と将来に向けた防災まちづくりについてディスカッションを行います。どなたでも参加できますので、お誘い合わせのうえ会場へお越し下さい。なお、当日は工学部の駐車場が利用可能です。
開催日程:
日時 8月4日(日) 14:00~17:00(開場13:30)
場所 岩手大学工学部復興祈念銀河ホール
対象 一般市民、自然災害研究者、大学関係者、行政関係者等
入場料 無料 ※事前申込不要
プログラム:
14:00~ 開会挨拶 岩手大学地域防災研究センター長 堺 茂樹(工学部教授)
14:10~ 第一部 講演
復興予算流用問題と国土強靱化
塩崎賢明(名誉教授)
東日本大震災における歴史資料保全、震災資料保全の現在
奥村弘(教授:人文学研究科)・佐々木和子(地域連携推進室)
津波・津波火災への備え-南海地震などに向けて-
北後明彦(教授:都市安全研究センター)
災害復興と法制度-日本・アジア比較からの示唆-
金子由芳(教授:国際協力研究科)
東日本大震災における分断と支援と学生ボランティア 神戸大学の事例-
林 大造(学生ボランティア推進室・キャリアセンター)
釜石市防災センターの津波被災調査の中間報告について
松岡勝実(教授:防災まちづくり部門)
宮城県山元町における住民主体の復興まちづくり
菊池義浩(特任助教:防災まちづくり部門)
日本における道路橋の現状と簡易性能評価手法の開発
大西弘志(准教授:防災まちづくり部門)
15:50~ 休憩
16:00~ 第二部 パネルディスカッション
話題提供 震災から学ぶ危機管理
越野修三(岩手大学地域防災研究センター教授:災害文化部門長)
全体討論
16:50~ 閉会挨拶 神戸大学名誉教授 塩崎賢明
17:00 閉会