大槌安渡町内会防災計画づくり検討会(第9回)の開催

地域防災研究センターでは、昨年度から他大学やコンサルタントと協力しながら大槌町安渡町内会自主防災計画検討会をサポートしており、今年3月に大槌町安渡町内会自主防災計画案を作成して大槌町へ要望書を提出しました。計画案には町内会による避難所運営が盛り込まれるなど、住民が作成した防災計画を町が策定する地域防災計画に取り入れてもらうことは、地域が一体となった防災力強化を図る上で、有益な取り組みとなります。
今年度も、2ヶ月に1回程度のペースで検討会を開催します。これからの課題としては、①作成した計画案の一般住民への普及と合意形成、②検討会への新しいメンバー(特に若者)の参加、③町役場との対話や避難訓練の実施など、コミュニティ再生につながる活動が求められます。
住民が地域の防災について検討した計画に実効性を持たせるためにも、引き続き、きめ細かな支援を継続していきます。
日時:2013年6月2日 14時~17時
場所:安渡公民館会議室
検討会内容
1.開会挨拶
2.前回の振り返り
3.今年度の予定について
4.「町役場との懇談会」の進め方について
5.「安渡町内会防災計画(案)」の修正と完成について
6.その他
7.閉会挨拶
地域防災研究センターからの参加者:柳川(自然災害解析部門)、菊池(防災まちづくり部門)

 

1.検討会の風景 2.話し合いの内容
検討会の風景(左)と話し合われた内容(右)