能登半島地震の発災から1年が経過したことを踏まえ、能登の被災地の現状をもとに、発災から14年を迎えようとする東日本大震災被災地における復興過程を振り返ります。本企画は、昨年7月より実施してきた「復興姉妹集落」構築に向けた被災集落同士をつなぐ交流企画「大槌町安渡・赤浜×能登町小木」にも位置付けつつ、能登半島地震被災地と関わりがある3名をパネリストに迎えての、シンポジウム的要素を加えたセッションとなります。
テーマ:「復興の問い直し 能登×岩手 発災から1年を今、振り返る」
開催日時: | 2025年2月16日(日) 10:00~12:00(開場9:50) |
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開催場所: | 岩手県立図書館 I-ルーム(アイーナ4階) |
入場料: | 参加無料、申込不要 |
プログラム:
【内容】
1. はじめに
2. 能登の現状について報告
3. 復興の問い直し(3.11を振り返る)
・生活状況について
・地域として復興していくフレームづくり
・地域コミュニティ再構築
パネリスト
〇上田 知史 氏:能登町復興推進課応援職員(和歌山県海南市総務部)
未災者。海南市にて、事前復興計画が策定された数年後に水害対応にあたる。昨年5月より、
能登半島地震被災地に自ら志願し応援職員として着任した。行政職員の立場から登壇。
〇佐々木 慶一 氏:大槌町安渡町内会会長
東日本大震災の被災当事者(自宅流出)。大槌町安渡地区の町内会長として、仮設住宅への
居住により離散した地域コミュニティの再構築をめざして奔走した。地域住民として登壇。
〇伊藤 聡 氏:三陸ひとつなぎ自然学校(さんつな)代表、RQ能登コーディネーター
東日本大震災の被災当事者。発災の前後を通じて、自然の中で生きる力を養う場づくり、人
材育成を活動の原点とする。当事者が生み出すボランティア活動の推進者として登壇。
ファシリテーター
坂口 奈央(いわて防災復興研究会会員・岩手大学地域防災研究センター准教授)
主催:岩手大学地域防災研究センター、いわて防災復興研究会
問い合わせ先
岩手大学地域防災研究センター 坂口奈央
Email:sakaguch@iwate-u.ac.jp