7月28日(金曜)、釜石祥雲支援学校の防災研修会において福留邦洋教授(災害文化部門)が講師となり、状況付与型の図上演習を行いました。
具体的には、朝のスクールバス送迎時に大規模地震の発生、大津波警報発令による避難行動について検討しました。発生時間や場所にもよりますが、トンネル内走行中の発災や大規模な液状化現象の発生など同じスクールバス送迎であっても対処すべき事項は異なることを認識しました。
事前の等高線の読み取り作業に苦労するグループもありましたが、大規模災害発生時に車避難を含めさまざまな方法の検討が必要であることに多くの参加教員は気づいたようです。なお、今回の研修会には5グループ合計27名の支援学校教職員が参加しました。
※写真の一部は釜石祥雲支援学校で撮影したものを提供いただきました