岩手県県北広域振興局主催の防災啓発事業として、「明日の防災リーダーセミナー」が県北地域の高等学校を対象に開催され、岩手大学からは3名の講師が講演を行い、防災意識向上に努めました。
開催趣旨
災害での人的被害の防止を図るためには、日頃から個人や家庭及び地域社会全体で防災意識を保持・継続させることが大切である。特にも、高校生は、地域において防災意識を将来につなぐ大切な役割を担うことが期待されている世代であることから、東日本大震災津波の復旧復興が大きな関心を集めている今、防災講演会や防災津波出前講座の開催を通じて、改めて防災についての強い意識付けを行おうとするもの。
大野高等学校(全校生徒171名)
日時:2014年10月30日 14時40分~15時30分
講師:大河原正文 准教授(自然災害解析部門)
演題:土砂災害のはなし~地すべり、崩壊、土石流の特徴と危険箇所について~
種市高等学校(全校生徒252名)
日時:2014年11月26日 14時15分~15時45分
講師:越野修三 教授(災害文化部門)
演題:大災害から学ぶこと
一戸高等学校(1年生124名)
日時:2014年12月10日 13時30分~15時00分
講師:山本英和 准教授(自然災害解析部門)
演題:地震防災のはなし~東北地方太平洋沖地震を振り返り今後対応すべきこと~