アラスカ大学アンカレッジ校(UAA)との意見交換会を行いました

2013年7月11日(木)、アラスカ大学アンカレッジ校(UAA)モンゴメリー・ディクソン日本語日本文化教育センター 原田宏子所長、同センター Steven Wilsonコーディネーター、Geography and Environmental Studies学科長(Department Chair) Dorn Van Dommelen教授が本センターを訪れました。本センターからは堺センター長、越谷副センター長、越野災害文化部門長、自然災害解析部門小笠原准教授、また国際交流センター尾中夏美准教授と研究協力課及び国際課の職員が対応に当たり、互いの大学・センターの概要や取組の説明と今後の交流について意見交換を行いました。
最初に、原田所長からUAA及びモンゴメリー・ディクソン日本語日本文化教育センターについて説明があり、陸前高田市でALT(外国語指導助手)をされていたUAAの卒業生Montgomery Dicksonさんが東日本大震災で津波の犠牲になったことが同センター設立の契機であることなどの説明がありました。続いて、堺センター長、越谷副センター長、越野災害文化部門長から本センター設置の経緯やこれまでの取組を、具体的な研究成果を交えながら説明しました。
その後、尾中准教授が本学の国際交流状況について説明し、UAAと本センターの各種交流について意見交換を行いました。
日本同様、アラスカも過去に巨大地震を経験しており、地震・津波への関心は高く、本センターの東日本大震災に関する研究成果や活動内容に対して多くの質問があり、本センターの研究および活動を高く評価していただきました。
今回の意見交換会では、お互いの取組について理解を深めることができ、地震・津波をテーマにした交流について具体的な検討を行うことが合意され、閉会しました。
アラスカ大学アンカレッジ校 http://www.uaa.alaska.edu/
モンゴメリー・ディクソン日本語日本文化教育センター(Montgomery Dickson Center for Japanese Language & Culture) http://www.uaa.alaska.edu/mdc/

 

越谷副センター長本センターの設立経緯を説明する越谷副センター長

取組説明中 意見交換中

意見交換を行う出席者

記念写真

左から小笠原准教授、越谷副センター長、Van Dommelen教授、Wilsonコーディネーター、原田所長、

堺センター長、越野災害文化部門長、尾中准教授